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黒薔薇学園の白い百合たち
第6章 カップリング
湯の中で足を大きく広げられ
沢渡の手が、まだ男を受け入れたことのない
その股間を、優しく撫で上げられる。
熱く猛ったペニスが
湯の中で激しく揺れているのが見えた。
「沢渡さん、大好き」と言って
がっしりした首に腕をまわし、
両腕でしっかりとしがみつく。
体はすっかり、男を受け入れる準備ができている。
でも、怖い…
沢渡にしがみつきながら、
ぎゅっ、と目を閉じて、そのときを待つ。
陰唇を…クリトリスを…
沢渡は何度も何度も優しく撫で回す。
激しく濡れているソコは
湯の中でも、そこだけ蕩みを感じさせていた。
「さあ、充分に温まったろ?
そろそろ、ベッドに行こうか」
ギンギンのペニスは今ここで貫きたいと急いていた
これが由里ならばバスタブに手をつかせて
後ろからおもいっきり貫いているはずだ。
体を拭くのも邪魔くさくて
二人は濡れた体のままベッドインした。
もう前戯は充分だとばかりに
沢渡の手が股間に伸びたのを合図に
香代はおもいっきり股を開く。
その香代の体の上に
沢渡が覆い被さってきた。
さっき、指が入ってきたところに、
ものすごい圧迫を感じる。
「いいかい?挿入するよ?」
小さすぎる場所を、
無理やり押し広げられていく痛み。
あまりの激痛に、脂汗が滲む。
「い…たい…っ…」
「きついね…ごめんね、
無理しなくていいから…
やめようか?」
「ううん…いいの…っ…
こ、このまま…女にして…」
二人で、ひとつになりたい。
その想いがあるから、我慢できる。
子供から大人になるための、
愛するひとを受け入れるための、大切な儀式。
口にするのも憚られるような、
卑猥なことをしているはずなのに。
香代には、これ以上ないほど、
神聖な時間に感じられた。