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私と彼の8日間
第5章 4日目
電車を降り、私は足をガクガクさせながらマサキ君に手を引かれ歩いた。

少し歩きだすと、海が見えてきた。

(う..海だあああ!)

だるい身体も忘れて、私は手を離し、かけだした。

「うみー!マサキ君!海!」

私がはしゃぐと、近くでクスクス親子連れの人に笑われた。

(あう..恥ずかしい....)

またそそくさとマサキ君の元に小走りで帰ると、ため息をつかれた。

「梓、キミはいくつ?」

「う....あ..20..です..」
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