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私と彼の8日間
第2章 1日目

先々行く松田君に置いて行かれないようあわてて追いかける。

「ま、まって!あの....どこに..」

「映画でも見るつもりだったけど、まず寄るとこができた。」

そういって私を振り返り、ニコッと笑う。
「え?」

横で歩こうとすると、また歩調を早めた。
「ま、松田く..」

「あんまり今は僕の隣歩かないでくれないかな。」

「へっ..?」

私は笑顔で言われて固まった。

(隣だめって..)

ショックを受ける私に気にも留めずそのまま歩く。
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