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私と彼の8日間
第7章 6日目
「....梓の秘密をちゃんと話してって言ったでしょ?」
「..でもっ..」
「いいから。」
私は躊躇ってから、虎狐女のこと、喧嘩になると人格が変わること、大学では黒髪にメガネで大人しくしていること..全て話した。
裸で寝そべっている自分に違和感も感じたけど、マサキ君は気にしてないようでじっと聞いていた。
「....これが私の秘密....マサキ君..私を嫌いになった..?」
おずおずとマサキ君を見上げたけど、やはり表情は今ひとつ読めない。
(引くよね..ていうか嫌いとか以前に私を好きじゃないもん。)
1人で納得して落ち込む。