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私と彼の8日間
第9章 8日目

レストランを出て、街を歩く頃には先ほどのことも忘れて私は上機嫌でマサキくんと手を繋いで歩いた。

「次はどこいくの~?」

「梓、どこがいい?」

「ん~っと..」

私はふと思いついた。

「..海..いきたい。」

「海?けど前にー」

「も一回いきたいの。マサキくんと一緒に!」

すると少し考えて、微笑んだ。

「じゃあせっかくだから行こうか。」

「うん!」
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