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私と彼の8日間
第13章 Ⅱ日目

「マサキ、だよ、梓。」

戸惑ったすえ、僕が言うと、

「それで..止めたの..?」

とぽかんと口をあけていた。

「止めてほしくなかったの?」

わざと首を傾げて言うと、一層腰をくねらせた。

「か、身体が熱いの..」

そう上目使いにいわれ、可愛くて仕方がなくなってしまう。

梓の手を取り、男子トイレに連れていく。
幸い、他には人がいなかった。

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