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私と彼の8日間
第14章 Ⅲ日目
そう言って目を瞑ると、梓が少し肩の力を抜いた。
(はぁ....振り回されすぎ..調子狂うなぁ..)
そんな風に思っていると、肩が小刻みに震えて、
「くっ..ふふっ..」
何か笑い声が漏れ聞こえてきた。
「何笑ってるの?」
目を瞑ったままきくと、ビクッと震えて、僕を見たのがわかる。
「な、なんで..」
「肩が震えてるし、声が漏れてるよ。」
そういうと、アッと声を上げた。
「..マサキくんてもっと違うイメージだったから、面白いなぁって。」
(面白い....?)
「どんなイメージ?」