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私と彼の8日間
第14章 Ⅲ日目
(梓も、簡単に身体を、自分を他人に許すような緩い女なの....?)

「意味わかんなくない?8日間だけ、とか..何で聞かないの?」

「マサキくん?」

(どうして?そして..僕はどうしてこんなこと聞いてるんだ?)

梓が身体をはなして不思議そうに僕を見上げた。

「バイブ渡しても、映画館でも..素直に受け入れてさ..何で?」

「..何でって..付き合ってるから。」

(違う、そうじゃない!)

けど僕は一体何を聞きたいのか、自分でもわからない。
だから余計にイラッとした。

「だからー」

「私はマサキくんが好きで付き合ってるから。」

(..え?)

まっすぐ僕を見て言う梓に、僕は目を見開いた。
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