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私と彼の8日間
第15章 Ⅳ日目
そのまま後ろに回した手をお尻まで下ろし、優しくもみ上げた。
(柔らかい..)
小ぶりなお尻が僕の手の中で形を変えるのを見ながら、耳元で梓の荒い息を感じた。
胸元にちいさな突起が主張するように、僕を押し返してくる。
「梓、僕のTシャツからでもわかるくらい、ぷっくり立ってるよ?」
耳元で囁くと、梓がビクッと震えた。
(ほんと..可愛いというか面白い女だな。)
身体をゆっくり離し、梓を見ると、潤んだ瞳で見つめかえされる。
「..っ!」
そのままかき抱きたくなる衝動を抑え、さりげなく目を逸らして、僕は落ちている下着を鞄に入れ、梓の手を握った。
(ほんと調子狂うなぁ..)
自分の欲望を押し殺し、僕は梓を見た。
「じゃ、行こっか。」
「う、うん。」
梓はそんな僕に、諦めたようについてきた。