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私と彼の8日間
第15章 Ⅳ日目

「ほら....聞こえる..?」

クチュッ....グプッ..

水音が聞こえるように指を動すと、梓は息を荒くした。

「電車の中でイっちゃうなんて..梓..」

(いいネタができた..それに..)

「んんっ..も..マサキ君..」

腰をくねらせ、僕に擦り付けるように動かす。

それを見て、僕のモノが大きくなった。

(やばい....エロいよ梓..キミを独り占めしたい..)

僕は梓の目をじっと見た。

「ふふ..僕のが欲しいの..?けど..まだあげない...梓は...まだエッチしたことないでしょう..?」

「あ..な..んで....」

驚いたように少し目を見開いたけど、その瞳は熱に浮かされたよう。

梓の中のしめ具合や、過去に付き合ったことがないことで何となく予想はしていた。
が、本当に処女のようだ。

(ああ..ツッコんで壊してやりたい。それもいいネタになる..)

途中から仕事モードになっていたけど、梓が相手だと思い出し、何だか自分がひどく忌まわしい奴に思えて振り払った。

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