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私と彼の8日間
第17章 Ⅵ日目
梓が振り返るのを制するように、ギュッと後ろから抱き締める。

「ひゃあっ!」

梓が声を上げ、小さな背中から早い心臓の音が響いてきた。

そのまま手を胸に降ろし、ゆっくりとワンピースの上から胸を揉みしだく。

薄い一枚の布越しに感じる弾力が僕の手を押し返してきた。

昨日、僕は梓に下着を脱ぐよう言ったけど、ちゃんと脱いできていた。

「ま、マサキ..くん..」

息を吐く梓の耳元に唇を近づけ囁く。

「梓はどの小説が読んでみたい..?」
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