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私と彼の8日間
第17章 Ⅵ日目

「本当だよ。」

「..え....」

梓が泣きそうにな顔をした。

「まぁ、理由は違うよ?ていうか内容が違う。」

え?と起き上がる梓をじっと見る。

「まずうちの親父もお袋もすっごい仲良いし。担任とは寝てないし....多分家にきてる男ってのは....」

その時、ピンポーンとベッド脇のチャイムが鳴った。

使用人や家の人と連絡が取れるようマイクになっているのだ。

「なに?」

ボタンを押したまま聞く。
梓は隣で身体を乗り出して見ていた。


『旦那様がお呼びです。お客様もお連れするようにと。』

「ん。わかった。」

僕は答えて梓を振り返った。

「服着て。親父に会わせる。そこで全部わかるから。」

「えっ!?」

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