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私と彼の8日間
第17章 Ⅵ日目
書斎に梓を案内すると、親父が嬉しそうに梓の元にきた。
慌てて頭を下げる梓。
「あっ..あの、榊原梓でー!?」
名乗ろうとする梓の胸を掴む親父に、僕は肩をすくめた。
梓は驚いて固まっている。
「ほう..生乳..きちんとマサキの趣味に合わせておる。それに想像通りの子じゃないかマサキ。」
「ああ。」
僕の答えに嬉しそうに笑うと梓から手を離した。
しかしー
「ならば下もー」
本当に触りそうだったので、あわてて間に入る。
それ以上他人に触られるのは不快だった。
「それ以上はやめろ。俺のだから。」
「ははは。珍しいな。」
思わず威嚇すると、親父がにやけた。
(..くそっ..)