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私と彼の8日間
第18章 Ⅶ日目
「好きな人が自分にさらけ出してくれるのは嬉しいよ?」
(梓..!)
僕は微笑む梓を、強く抱きしめた。
小さな手がぎゅっと背中に回される。
「....梓..僕は....」
(梓のことを..)
ーガチャー
「..ちょっと梓、そろそろ..あっ。」
ドアに目を向けると、梓のお母さんが立っていた。
「..えっとぉ~お取り込み中?てへっ?」
舌をペロっと出したお母さんに、梓が叫ぶ
「っ..でていけ~!!」
枕を投げつけると慌てて笑いながらドアを閉めた。
「はあっ..はぁっ..」