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第21章 私と彼と・・・？

反転させようとしても、さすがに男の力には適わない。

バタバタしているとお腹を蹴られた。

「ふぐっ..う..」

目に涙がにじむ。
素人の蹴り方じゃなかった。

「つーか写メも撮らなきゃだろ。」

「電気つけたらバレるくね？」

「んー..あ、これ使えば?」

するといきなり目に布を押し当てられ、後ろで結ばれた。

「おい。手離すけど、絶対叫ぶなよ。叫んだら殺すぞ?」

「....」

私はギュッと口を結んだ。

パチンと音がして、布越しに視界が明るくなった。