この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
私と彼の8日間
第22章 私と彼と学園祭
私が正直にうなずくと、萌ちゃんの目からぶわっと涙があふれた。
「ご、ごめっ…で、でも、私マサキ君がずっと好きで…榊原さんと付き合ってるの知ってたけど…ダンスくらいっていう軽い気持ちだったの…」
「…」
(ど、どうしよう泣かせちゃった~!!)
自分もこの状況に泣きたいくらいだったけど、慌ててハンカチを取り出して渡した。
「あ、あの、これ使っていいよ…?」
「…ふっ…ぐすっ…ありがど…」
マスカラが落ちかけているのを見て、悲しい気持ちも吹っ飛んだ。
(知らなかったんだもん…仕方ないよね…私も知らなかったし…きっとマサキ君もー)
「…し、仕方ないよ!知らなかったんだし…私も知らなくて…」
「…榊原さん…」
ふと萌ちゃんが顔をあげて私を見つめた。
「うん。仕方ない…」
自分に言い聞かせるようにしてうなずいた。
「…榊原さん優しいね。」
ニコッと微笑まれ、またキュンとなった。
「そっか…マサキ君にキスがあるって聞いたときびっくりしたけど…きっと榊原さんが優しい子だからoKしてくれたんだね!」
「…へ…?マサキ君しってたの…?」
「ご、ごめっ…で、でも、私マサキ君がずっと好きで…榊原さんと付き合ってるの知ってたけど…ダンスくらいっていう軽い気持ちだったの…」
「…」
(ど、どうしよう泣かせちゃった~!!)
自分もこの状況に泣きたいくらいだったけど、慌ててハンカチを取り出して渡した。
「あ、あの、これ使っていいよ…?」
「…ふっ…ぐすっ…ありがど…」
マスカラが落ちかけているのを見て、悲しい気持ちも吹っ飛んだ。
(知らなかったんだもん…仕方ないよね…私も知らなかったし…きっとマサキ君もー)
「…し、仕方ないよ!知らなかったんだし…私も知らなくて…」
「…榊原さん…」
ふと萌ちゃんが顔をあげて私を見つめた。
「うん。仕方ない…」
自分に言い聞かせるようにしてうなずいた。
「…榊原さん優しいね。」
ニコッと微笑まれ、またキュンとなった。
「そっか…マサキ君にキスがあるって聞いたときびっくりしたけど…きっと榊原さんが優しい子だからoKしてくれたんだね!」
「…へ…?マサキ君しってたの…?」