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私と彼の8日間
第22章 私と彼と学園祭
私はびっくりした。
(なんで知ってて断らなかったの~!!)
「うん?…あ、じゃあそろそろ行かなきゃ!じゃあ学園祭の間、マサキ君のこと…」
「え、えと、うん…」
私はうなずくしかできず、バイバイと手を振る萌ちゃんを見送った。
「…あ、ハンカチ…」
(っていうか…なんだなんだ、どうなってるんだ…?)
頭の中が混乱しながらも、時計を見て急いで教室にむかった。
それからはあわただしく、私も悩む間もなく着替えさせられ、あれよあれよといううちに学園祭は 始まってしまった。