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私と彼の8日間
第22章 私と彼と学園祭
田所君は別にイケメンというわけではないと思う。
でもサヤカ曰く。
素っ気無いのに、たまに見せる笑顔が女子のハートを鷲し掴み!って感じらしい。
それにスタイルもいいし…
(…でもやっぱりマサキ君だっ!)
なんとなく対抗心を燃やして見ていると、田所君がこっちに気づいて首をかしげた。
「梓ちゃんと田所、休憩入っていいよー!」
「はーい!」
私は服も着替えずに教室を出た。
(次は二時間後か…マサキくんのとこにいこっと!)
ちょうど今は店にいる時間だ。たしか焼きそばを売っている。
マサキ君が汗をたらして焼きそば売ってるとこなんて、想像しただけで…
(ぬふふ…いつもいじられる分一杯いじってやるんだからッ♪)
ルンルン気分でグラウンドに向かおうとすると、スカートをぐいと引っ張られた。
「はう!?」
つんのめってひざを付く。すると後ろでクスクス笑い声がした。
「パンツ見えてる…」
「やべー」
(あぐう…おなかが痛い…なにを…あああ!)
私は慌ててスカートを直して立ち上がった。
そして、スカートのすそをつかんでいる女の子を見た。
「…だ、誰…」
でもサヤカ曰く。
素っ気無いのに、たまに見せる笑顔が女子のハートを鷲し掴み!って感じらしい。
それにスタイルもいいし…
(…でもやっぱりマサキ君だっ!)
なんとなく対抗心を燃やして見ていると、田所君がこっちに気づいて首をかしげた。
「梓ちゃんと田所、休憩入っていいよー!」
「はーい!」
私は服も着替えずに教室を出た。
(次は二時間後か…マサキくんのとこにいこっと!)
ちょうど今は店にいる時間だ。たしか焼きそばを売っている。
マサキ君が汗をたらして焼きそば売ってるとこなんて、想像しただけで…
(ぬふふ…いつもいじられる分一杯いじってやるんだからッ♪)
ルンルン気分でグラウンドに向かおうとすると、スカートをぐいと引っ張られた。
「はう!?」
つんのめってひざを付く。すると後ろでクスクス笑い声がした。
「パンツ見えてる…」
「やべー」
(あぐう…おなかが痛い…なにを…あああ!)
私は慌ててスカートを直して立ち上がった。
そして、スカートのすそをつかんでいる女の子を見た。
「…だ、誰…」