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私と彼の8日間
第22章 私と彼と学園祭
目線をあわすようにしゃがみこむと、女の子が私の猫耳を触って笑った。

「ネコさんだぁ。」

(ん…どっかで見たことある…)

「ああ!のどかちゃん!?」

私が言うと、首をかしげて小さく頷いた。

「ノンの名前しってるの?ネコさん。」

「うん!のどかちゃんのお兄ちゃんのお友達だよ!」

(わ~ん!きゃわいい…)

そのとき、頭上で田所君の声がした。

「のどか!…あ、榊原も…」

「あ~田所君~」

立ち上がると同時にのどかちゃんが田所君に抱きついた。

「おにいちゃん!」

「のどか、もう来たんだ?お母さんは?」

「ん~」

のどかちゃんは体を離してきょろきょろすると、むこうを指差した。

「あっち!」

「はぐれたんだな。」

「お兄ちゃん、このネコさんノンのこと知ってる!」

そういうと次は私を指差した。

「こら。人を指差したらダメって言ってるだろ?」

ちょっと怒るとすぐに笑顔になって手をつないだ。
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