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私と彼の8日間
第24章 私と彼と新参者
マサキ君が口を開きかけたとき、肩越しに後ろから男がやってきたのが見えた。

「…あいつ…見たことある。」

私がつぶやくと、ニヤニヤして私のところに来た。

「めちゃくちゃ人集まってんな。..榊原梓もいるじゃん。」

マサキ君と田所君がスッと私の前に立つ。

「…なんだ?何が起こってるの梓…」

男は二人の目の前に立つと、鼻で笑った。

「よお松田マサキ。」

「・・・!?」

マサキ君はいきなり名前を呼ばれて動揺していた。

「どうして僕を…」

「お。そっちの兄ちゃんはあの時のナイトじゃん?」

にやっとして田所君を見ると、マサキ君が田所君を見た。

「…そうだ。こいつだ…こいつが榊原を…」

田所君が殴りかかろうとしたとき、里が間に入った。

「待て。」
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