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私と彼の8日間
第25章 私と彼とこれから
すると私のTーシャツをめくり上げた。
「ひゃっ!マサキ君!ここ病院だよっ!」
私が慌てていうと、クスクス笑った。
「ふっ..お腹みるだけだけど?..何、期待した?」
「あ、あ、ち、ちがうっ!!」
恥ずかしくなって必死に否定すると、真面目な顔をして黒くなっているお腹をなぞった。
「はあっ..まさき..くん..」
「..黒くなって....ごめんね梓。守ってやれなくて..」
悲しそうに私をみるマサキ君に、私は勢いよく首を振った。
「ううん!..マサキ君が私を守ってくれて嬉しかった....」
「お互い不器用すぎたね。」
「ふふっ..うん..」
私がいうと、Tーシャツを下ろしてぎゅっと抱きしめられた。