この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
私と彼の8日間
第26章 私と彼と…
部屋に入るとマサキ君がソファに座り込んだ。
私も隣に座る。
「...子供って....」
「マサキ君いいなぁ~赤ちゃん可愛いだろうね~早く見た~い!」
マサキ君の妹か弟なら絶対可愛い。
わくわくして仕方なかった。
「20以上離れてるって..まさかだよ..」
苦笑しながらマサキ君が私の肩を抱いた。私もコツンと頭を乗せる。
「会いたいな..毎日遊びにくるね!」
「まだまだ先だよ。」
「でも待ちきれないもんっ!」
「まぁ毎日梓に会えるのは嬉しいけど。」
さらりと言われて、顔が熱くなった。
(も~マサキ君いっつも不意打ち..)
心の中で文句を言っていると、マサキ君がクスッと笑った。
「何考えてるの?」