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私と彼の8日間
第26章 私と彼と…
「別に~何でもないもん。」
「ふーん。」
マサキ君が私の髪をクルクルしながら顔を覗き込んできた。
そのままチュッとされて、沈黙が降りる。
そして私は無意識に聞いていた。
「マサキ君今何考えてるの..?」
「ん?」
マサキ君はまたチュッとすると、微笑んだ。
「梓とずっと一緒にいたいって。まぁ..母さん達に先を促された形になるのはイヤだけど。」
「へ?」
訳がわからず首を傾げると、マサキ君がクスッと笑った。
「何でもないよ。」
「ええ~何!」