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私と彼の8日間
第26章 私と彼と…
私が軽く胸を叩くとその手を握られた。
ドキンとして顔を上げる。
「マサキくん?」
じっと見つめあうと、マサキ君が耳元に唇を寄せて囁いた。
「ー..」
その言葉にカッと頬が火照る。
マサキ君は顔を上げて意地悪く笑った。
「梓は?言ってくれないの?」
「あ、わ、わたしは....」
改めて言われて恥ずかしくなってきた。
なかなかその一言が出てこない。
「3、2、1..はい。」
「あ、あう....」
言いよどむと、そのまま押し倒された。
「ま、マサキくんっ!」