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お義父さんといっしょ〜変態日記〜
第4章 お義父さんのこと
丸太を半分にしたようなベンチがひとつ
ポツンと置かれていた。
そこは登山口で登山の目的がなければ
こんなところには誰も来ないであろう。
こんなところになんできたのか、
お義父さんのう目論見をすぐに理解することになった。
もう一台車が上がって来て私たちの車の真横に止まった。
さっきまでしつこく着いて来ていたあのSUVだった。

「お義父さん…どういうこと?」

お義父さんはスイッチが入ったままの様子で

「舞が見たいんじゃと、見せてやれ」

「ここで?どうやって…どうしよう…怖いよ」

見られるだけならまだしも
実際に知らない人に近くで見られるのは初めてだし
怖さが先に立つ。

「わしがおるからなんの心配もない。
 奴がおかしい動きをしたらわしが
 ぶち回したるから安心せえ」

相変わらず隣の車のおじさんはニヤニヤと
こちらの様子を伺っていた。
私はしばらくもじもじしていたのだけど

「外に出てみろ。」

私は後部座席から投げ捨てていた
ジーンズとパンツを取ろうとすると

「そんなもんいらんじゃろうが。
 なんなら上も脱げ」

お義父さんの命令は大きな拳で
ドンと押さえつけられるように
重たくて厳しくて口答えも許されない
雰囲気がある。

私は上に着ていたトレーナーとブラジャーを外し
全裸になってしまった。

「降りろ」

お義父さんが先に車を降りて
ベンチの方に歩き出した。
程なくして隣のおじさんも車を降りて
お義父さんの後を追うように
ベンチの方へ歩いていった。

二人はベンチに腰掛けなにやら談笑していた。
知り合いのはずはないのに
旧知の友のような、そんな様子だった。
お義父さんが手招きしている。
行かなくちゃ…
私は意を決してドアに手をかけた。
全裸の私は車から降りると
ゆっくりとベンチの方へ歩みを進めた。
おじさんはワクワクが隠せない子供のように
私の身体を舐めるように眺めている。
近づくにつれおじさんとお義父さんはベンチから
立ち上がりそこに私が座るように指示された。

「こんばんは…」

私は小さな声で挨拶した。

「君が可愛いから見惚れてしまったよ。」

おじさんは悪げもなくそんなことを言った。
さらに、

「こんな綺麗な女の子の裸が拝見できるなんて
 とても光栄ですわ。」

女の子…私はまだ女の子なんだ…
妙に嬉しかった。


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