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一生出られない鳥籠
第14章 14・雪美が鳥籠から逃げる
そして雪美にはチャンスがきた・・

『俺達は1度本家に戻る。息子を抱きたいって言われたからな。雪美はここで大人しくしとけ。』

「雪美のご飯、ここに置いときますよ?」

萊は雪美のご飯を鳥籠にあるテーブルにおいて鳥籠から出るときわざと鍵を閉め忘れたまま葱と萊は玄関のドアを開けて出て行った・・

無論、萊と葱は1階下にいるのも雪美は知らないだろう。

『ククッ・・萊、雪美狩り楽しみだな?』

「ええ。あ。動きましたよ。」

パソコンにはGPSが動いてるのを示していた。

『猶予として1日くれてやるか。』

「そうでないと面白くないですよ。」

『雪美のお仕置き、裏SM店に頼むか・・』

「そうですね。翡翠に連絡しますか?」

『ああ。頼む。』

「わかりました。」

萊は携帯電話をタップし、リビングを出て隣部屋で話し始めた・・

プルルルッ・・

ほーい。こちら翡翠~。

「あ。翡翠、お願いがあります。」

んあ?なんだ~?

「クスッ。3日後、鳥籠の雪美をそちらに連れていきますから、1ヶ月~2ヵ月程調教して貰いたいんですよ。」

ほー。雪美、逃亡中か?

「お察しの通りですよ。」

くーっくっくく・・わかった。希望の調教師は?

「そうですね・・陸良と吉良で構いませんよ。」

わかった。どんな事しても構わないか?

「ええ。闇に落として下さい。従順な雪美が欲しいんですよ。」

りょ~かい。確保したら連絡くれ。裏SM店の4階に準備させとくわ。じゃなー
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