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一生出られない鳥籠
第21章 21・瑞峰馨となった後・・
朝のご奉仕を終えた馨が思い出した顔をしながら鞄を漁り、携帯電話を握りしめ、虎隆と柚羽音の前に座り、話した・・
〔虎隆様、柚羽音様・・お願いがこざいます。〕
『ゆってみろ』
〔はい。この携帯電話をお渡し致します。この携帯電話・・俺には必要ございません。この履歴などをチェックし、調べて害をなす輩はおまかせ致します。〕
『ふっ・・いいだろう。』
虎隆は馨の携帯電話を握り、話した・・
『馨の兄、父に電話したくなったら言え。兄、父だけ許す。』
〔ありがとうございます。では・・よろしくお願い致します。〕
「俺がハッキングして調べて虎隆が決めるからね。」
〔はい。〕
すると組員が障子越しに話した・・
若、柚羽音様・・お客様がお見えです。
『誰だ?』
八尾巳組の若頭と将紀です。
『虎の間に通せ。直ぐ行く。』
畏まりました。では・・
組員が消えた・・
『馨・・八尾巳組の若頭と将紀が来たようだがどうする?』
〔俺は会いません。もうお別れは沖縄で済みました。〕
『わかった。ここにいろ。食事は運ばせる。』
〔はい。〕
虎隆と柚羽音は服を着て虎の間に向かった・・
〔虎隆様、柚羽音様・・お願いがこざいます。〕
『ゆってみろ』
〔はい。この携帯電話をお渡し致します。この携帯電話・・俺には必要ございません。この履歴などをチェックし、調べて害をなす輩はおまかせ致します。〕
『ふっ・・いいだろう。』
虎隆は馨の携帯電話を握り、話した・・
『馨の兄、父に電話したくなったら言え。兄、父だけ許す。』
〔ありがとうございます。では・・よろしくお願い致します。〕
「俺がハッキングして調べて虎隆が決めるからね。」
〔はい。〕
すると組員が障子越しに話した・・
若、柚羽音様・・お客様がお見えです。
『誰だ?』
八尾巳組の若頭と将紀です。
『虎の間に通せ。直ぐ行く。』
畏まりました。では・・
組員が消えた・・
『馨・・八尾巳組の若頭と将紀が来たようだがどうする?』
〔俺は会いません。もうお別れは沖縄で済みました。〕
『わかった。ここにいろ。食事は運ばせる。』
〔はい。〕
虎隆と柚羽音は服を着て虎の間に向かった・・