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一生出られない鳥籠
第25章 25・馨に襲いかかってきた輩の処分
昴はその1人の前に立った・・・

それは雄豚だった。

『お前、馨に襲いかかるなんて良い度胸だな。』

「ざけんなっ!俺の父に言えばお前なんてっ・・・!」

『父さん、雄豚が父に言えば・・って言ってるけど?』

〈残念だったな。お前の父、記者会見してるよ。〉

父がテレビをつけた・・・

そこには土下座してる父の姿があった・・

記者達は〔なんで不正を働いたんですか!なんで賄賂を渡したんですか!〕と聞き飛び混じっていた・・

雄豚はそのテレビをみてショックを受け項垂れた・・

〈と、言うわけでお前の父は刑務所行きだな。〉

『ほーらね。と言うわけで残酷な処刑を用意させて貰ったよ。』

「な・・んだって・・・処刑・・?」

『お前の母は警察に逮捕され、妹、弟はここの地下に収監してるよ。妹、弟は調教して売り飛ばさせて貰うし、家は借家になってるしな~。父は最悪刑務所か裏SM店行きだろ。』

「なんでだよっ!妹、弟は関係ねぇだろ!」

『人の話は最後まで聞けよ。クズ!』

ドカッ!

「う・・・っぐぅ・・・!」

『お前の父、借金あったんだよ。確か・・?父さ~ん?』

〈お前の父、借金五億だよ。〉

『そー言う事。』

「あ・・・ああ・・・あ・・・」ガタガタッ

『それなのに、馨に襲いかかるから・・。』

「いっいやだぁぁぁ!」

『喚いても叫んでも死が待ってるよ。』
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