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一生出られない鳥籠
第33章 33・馨に懸賞金をつけた犯人を辿る・・
「虎隆!吉良兄さんが至急裏SM店まで来てくれって!」

『わかった。行こう。』

「この件、深い裏があるかも・・。」

『なんでだ?』

「ハッキングしてるんだけどさ・・馨に懸賞金をつけてる輩がいるんだよね・・・」

『なんだと・・!?』

虎隆と柚羽音は車に乗り、運転手に出せと命じ、話した・・

『だとしたらそいつ等は許せない。馨を傷付ける奴らは壊す。』

「だよね。」

暫くして・・・裏SM店に付き、陸良と吉良がいる部屋に入った・・

『陸良、吉良、待たせたな。コイツが吐いたのか?』

〔ああ・・厄介なのも絡んでてた。〕

『なんだと!?』

(実は・・霞と皐から報告を聞いたんだが・・組も絡んでてた・・馨を狙ってる組は、五件。)

『チッ!』

「兄さん、コイツ生きてる?」

〔ああ。〕
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