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君の愛に酔いしれて溺れる
第2章 淫魔×変態紳士 第1話




カーテンの隙間から光が漏れ出してあまりにも眩しくて目が覚めた。

「ここはどこ?」
見知らぬ天井と見慣れない部屋...。

あたしは昨日の夜にミノタウロスの男に犯された事だけは覚えていてその後は
寝てしまったのか。

「起きていたのですねエリカさん」
スーツの格好したミノタウロスが部屋に入ってきた。
「はい...昨夜は勝手に入って襲おうとしてごめんなさい。」
 あたしは軽く頭を下げてた。

「それは別にいいのですが2度とあのような事を他の男にやらないでください」

「えっ...」


 ミノタウロスの男が言うあの事はあたしが勝手に見知らぬ男の家に押し入り精液を吸う事だろうか...。

「でもあの事は生きていく為に...」

「それはもう聞き飽きました。今後はあたしの精液だけを吸って生きてください」
 ミノタウロスの男はあたしの右手を握った。

「あたしはあなたの事が愛しくてたまらないのです。どうかほかの男の所に行かないであたしの傍に居てください」
ミノタウロスの男はベッドの下に跪いて手に口付けをした。

あたしの手は震えて唾を飲み込んだ。
これは夢なのではない現実だ。

次回に続く
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