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第3章 鬼さんこちら、手の鳴る方へ。

バレていたか。
まあ、千晶の目をごまかせるとは最初から思っていなかった。
いくら雫が気をつけたとしても、千晶にはわかってしまうだろう。

やれやれと肩を落とす。
少しだけ体を後ろに引いて下を見れば、戸惑った表情の雫と目が合った。

「残念だな。ばれてたぞ」

そう言って髪を撫でる。
雫は身体を震わせて、羞恥心からか、頬を真っ赤に染め上げた。
余程恥ずかしいのか、瞳が潤い、少しだけ赤くなった途端、ぽろぽろと涙を流し、俺のモノを口から離そうとする。

「こら、何をしている」

勿論、それを許す程俺は優しくない。
離れる頭を引き寄せて、咽喉の奥までモノを突きたてた。
千晶がいなくなったからか、今度はくぐもった声を上げる雫。
それから何度か突き上げてやると、唾液がじゅぷじゅぷと音を立てるのに混じり、雫の苦しげな嗚咽が漏れた。

「ンっ、ぐ、ぅ、ううっ…、んぐっ、お、ぇ、うっ…」
「舌を動かせ、休むな」

短く命令すれば、雫は素直にそれに従う。
苦しげに顔を歪めながら、懸命に舌を這わせる姿は、俺の嗜虐心を益々掻き立てた
。
咽喉の奥は狭く、俺の先端部をきゅうきゅう締め付けてくる。
狭いそこをこじ開けるように先端を擦り付けると、柔らかな感触が押し返した。

「ううぅぅっ…」

さすがに苦しいのか雫が訴えるように声を上げる。
既にただ口を開けて受け入れるだけの状態。
それでも構わず、何度も喉奥へ突き立てた。

「っ、はっ…、もう少し、我慢しろっ…、そろそろっ…」

背筋から競り上がってくる感覚が襲う。
そのままに加減なく奥目掛け小刻みに出し入れを繰り返す。
モノが更に太く膨らみ、溜まっていたものをそのまま吐き出した。

びゅるっ、びゅるるっ。

尿道を通り、勢い良く精液が吐き出される感覚に、思わず声が漏れる。
そのまま全て出し切るまで、雫を押さえる手を緩めなかった。