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ラズベリーの甘い誘惑
第3章 鬼さんこちら、手の鳴る方へ。
長い射精を終え、手を緩めれば、途端雫は口から肉棒を引き抜いた。
床に手を付き、激しく咽る。
苦しげな浅い呼吸を繰り返し、どうにか息を整えているようだ。

「雫」

声を掛ければ、雫は素直に俺のほうを見上げる。
涙で真っ赤になった瞳が、ある事に気付いて、一瞬怯む。
一度出しただけでは治まらない性欲が、再び俺自身を熱く、固く、滾らせていのだ。

床にへたり込む雫の身体を持ち上げて、俺の上へと跨らせる。
勃起しているモノが気になるのか、避けるよう腰を動かしていたが、構わず下着越しに竿の部分を押し付けてやる。
途端、声を上げて跳ねる身体。
雫はそこはにゅるんと滑っていて、生暖かかった。

「なんだ、もうこんなになってるのか」

くつくつと咽喉の奥で揶揄するように笑えば、雫は案の定、羞恥から顔を真っ赤に染めて、俺から目を逸らした。
もう既に下着として機能を果たしていないただの布切れ越しに、愛液の滑りを借りてにゅるにゅると擦りつけてやれば、雫は微かな嬌声を漏らす。
そのまま続けていると、淫核の感触までありありと伝わってくる。
雫の声が一層甘くなり、嫌々と首を横に振って、快楽を拒絶していた。

敏感な身体だ。そして、苦痛にも反応をみせる体質。
理性からくる形だけの抵抗も、ちょっと快楽を与えてやれば、直ぐに淫乱な本性が顔を出すというのに。
この女はいつまで経っても、淑やかな乙女でいようとする。

それが堪らなく、俺の嗜好に合うのだと、雫を買ってから気付いた。

「慣らす必要もないか。入れるぞ」
「ま、待っ…!」

制止の声など意味はない。
邪魔な布切れの端についた結び目を取れば、そこは簡単に開かれる。
入口に先端をあてがえば、くちゃりと言う音と、柔らかい感触。
そのままぐっと雫の腰を引き寄せ、根元まで突き立てた。

「あ、あぁっ……!」

閉じた膣内を、俺自身で抉じ開ける感覚が堪らなく気持ちが良い。
突然の挿入に驚いた身体は、侵入を拒むように痛い程締め付けるが、少し馴染ませるように腰をくねらせれば、締め付けを緩め、柔らかく包み込んでくる。
雫の身体は、もうすっかり俺を覚えているようだ。
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