この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
欲しいんでしょ
第10章 おひるのおひさま

卓はまた顔を赤くして言う。

「いや、昔から決めてたんだよ。
絶対に俺から告ってやるって。」


「それっていつから決めてたの?」


「え・・・生まれる前から」


真面目な顔で言う卓をあたしは本気でバカだと思った。


でも何だかもうどうでもいいや。

両想いって分かってからずっと、足元と胸がふわふわした感じがする。



あたしは今、卓とキスがしたい。



「ねえ、卓・・・キスしよ」




初めてあたしから卓に唇をあげた。


今まで何回もしてきたはずなのに、今までで一番ドキドキして心地良い。




微かに愛実ちゃんの想いも乗せて。





きっと卓とキスしてきた中で、一番短いキスだったと思う。




「でも伝わってるんだ」


あたしはそう呟き、卓と一緒に笑った。







~end~

/102ページ
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ