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欲しいんでしょ
第3章 指夢

「下着も。」

あたしは躊躇しながらも、ブラのホックに手を伸ばし外した。


卓の視線が痛い。


それなのに身体は熱を帯びている。

「おい、下もだよ。言わなきゃ分かんねーのか?」


「……っ!」


恥ずかしいから無理だよ


「何なら脱がしてやるよ」

「えっ」

あたしの答えも聞かず、卓が近付いてパンツを慣れたように脱がした。

「早苗、変態。俺まだ触ってもないのにこんなに濡らして…」


また顔が熱くなる。


「卓…恥ずかしいよ…!」


「知ってるけど?」

コイツ…!


ムカッとしながらも、どこか喜んでる自分がいる。

「そのままオナニーしてみ。」

「はぁっ!?」

流石にびっくりして聞き返してしまった。


「あ、出来ないならいいんだけどね」

卓が妖しく笑った。

「で…出来ます。」


あたしは恐る恐る

指をあそこへと近づけた。
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