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第7章 ただ、

(愛実ちゃん、相談してくれてもよかったのに…)


きっと愛実ちゃんの事だから一人で抱え込んでたんだと思う。


(そう言えば卓の好みの女の子って聞いたこと無いかも。)


「今度聞いてみよっかな。」



『ピロリロリリリン♪ギャーース！
メールだぉ☆メールだぉ☆』


卓からの命令だ。

あたしは弾む気持ちに気付かないふりをして、帰りに公園へと向かった。