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欲しいんでしょ
第7章 ただ、

「あっ…!」


服の上から胸の頂点の敏感な部分を摘まむ。

「早苗、声出すと周りに聞こえるよ?」


あたしは手で口を押さえた。

「いい子」


卓はブラウスのボタンを1つずつ外していく。

外す度に胸の高鳴りは増していくようだった。


空はもう暗く、電灯が灯り始める。

この辺りの電灯はなぜか光が弱く、点いていないのも同然だった。


暗がりの中、あたしの呼吸と卓の息づかいが鮮明に聞こえる。


あたしも卓も荒い。


ブラを上げて直接胸を刺激する。

周りがよく見えないせいか、突然の胸への刺激に驚きいつもより肌が敏感になっている気がした。


(見えないと気持ちいいものなのかな)


ふとそんな事を思った矢先、あたしの身体の最も敏感な部分に何かが触れた。


驚きと快感でつい大きな声を出してしまった。


閑散としていた道に喘ぎ声が空気を裂いて進む。

「ほら、ちゃんと声抑えて?近所迷惑になっちゃうよ。」


耳元で囁かれる。

身体がどうにかなっちゃいそうだった。
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