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第9章 俺が ～卓side～

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思い出したらイライラしてくる。


『約束破ったら、きっと早苗先輩…
学校にいれない事になりますよ？』


「あの女…！」



壁を殴りベッドを片付けるのを止めた。



「早苗、ごめんな。でも守るから。」



自分で吐いた言葉にどこか疑問を持ちつつも、ようやく落ち着きを取り戻してきた。



これで良かったんだよな？




心にかかるモヤに引っ掛かるのを俺は無視した。