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全部、夏のせい
第7章 初めての夜とその後〜エクス、マルセイユ、パリ

「えっ?
飲んじゃったの?」
頷くと、アラムは私を抱き起こし抱き締めて、
「美味しくないだろうに」と言う。
「アラムのくれる、赤ちゃんの素なんだもの。
だから、私の中に取り込んでしまいました」と言うと、
嬉しそうに笑ってキスをした後、
「でも、これ、不味いよ」と笑って、
「うがいして来ると良いよ」と言った。
確かにキスをすると、
自分の味がするの、嫌よね?
と思って、ゆっくり立ち上がって、
うがいをしてから、念の為、歯磨きもしてベッドに戻った。
「少しだけ眠って、また、抱いても良い?」と言って、
腕枕をしてくれる。
キスをしながら、
気づいたらいつの間にかに眠ってしまっていた。
外が明るくなってきて目が覚める。
このまま、目が覚めなければ良かったのにとすら思ったら、
涙が溢れてしまう。
枕に顔を押し当てて声を抑えながら涙を止めようとしていると、
アラムが起きてしまった。
「ん?
マーサ、どうしたの?
ひょっとして、痛くなっちゃった?」と言うので、
「違うの。
もう、飛行機に乗らないといけないと思ったら、
淋しくて…」と言うと、
想いが溢れて、更に涙も溢れてしまう。
「すぐに日本に行けるよ。
そしたら、ずっと一緒だよ?」と、
顔中にキスをして、抱き締めてくれる。
そして、残された時間を惜しむように、
キスを繰り返しては、
身体中を舐め回して味わい、
ナカの奥深くにアラムを包み込んで、
お互いの名前を呼び合っては果てた。
気づいたらチェックアウトの時間になっていた。
アラムは名残惜しそうにキスをして、
フロントに少しだけチェックアウトを遅らせると連絡を入れて、
二人でシャワーを浴びて着替えをした。
乱れたシーツを直して、
脱がされて転がっていたナイトウェアとショーツを小さく畳んでいると、
「これ、持ち帰っても良い?
日本に行く時に持って行くから」と言うので、
そっと頷いた。
そして、アラムが真剣な顔で、
「その代わりに、
これを持ってて?」と、
私に小さい箱を渡した。
「これは?」と言うと、
そっと開けて、
中身を見せながら、説明してくれる。
飲んじゃったの?」
頷くと、アラムは私を抱き起こし抱き締めて、
「美味しくないだろうに」と言う。
「アラムのくれる、赤ちゃんの素なんだもの。
だから、私の中に取り込んでしまいました」と言うと、
嬉しそうに笑ってキスをした後、
「でも、これ、不味いよ」と笑って、
「うがいして来ると良いよ」と言った。
確かにキスをすると、
自分の味がするの、嫌よね?
と思って、ゆっくり立ち上がって、
うがいをしてから、念の為、歯磨きもしてベッドに戻った。
「少しだけ眠って、また、抱いても良い?」と言って、
腕枕をしてくれる。
キスをしながら、
気づいたらいつの間にかに眠ってしまっていた。
外が明るくなってきて目が覚める。
このまま、目が覚めなければ良かったのにとすら思ったら、
涙が溢れてしまう。
枕に顔を押し当てて声を抑えながら涙を止めようとしていると、
アラムが起きてしまった。
「ん?
マーサ、どうしたの?
ひょっとして、痛くなっちゃった?」と言うので、
「違うの。
もう、飛行機に乗らないといけないと思ったら、
淋しくて…」と言うと、
想いが溢れて、更に涙も溢れてしまう。
「すぐに日本に行けるよ。
そしたら、ずっと一緒だよ?」と、
顔中にキスをして、抱き締めてくれる。
そして、残された時間を惜しむように、
キスを繰り返しては、
身体中を舐め回して味わい、
ナカの奥深くにアラムを包み込んで、
お互いの名前を呼び合っては果てた。
気づいたらチェックアウトの時間になっていた。
アラムは名残惜しそうにキスをして、
フロントに少しだけチェックアウトを遅らせると連絡を入れて、
二人でシャワーを浴びて着替えをした。
乱れたシーツを直して、
脱がされて転がっていたナイトウェアとショーツを小さく畳んでいると、
「これ、持ち帰っても良い?
日本に行く時に持って行くから」と言うので、
そっと頷いた。
そして、アラムが真剣な顔で、
「その代わりに、
これを持ってて?」と、
私に小さい箱を渡した。
「これは?」と言うと、
そっと開けて、
中身を見せながら、説明してくれる。

