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全部、夏のせい
第17章 甘い一夜の夢
「帰るわね?
これ、私の名刺だから、
何かあったら電話して?
ここの電話、使っても大丈夫よ。
あ、お家にも電話するなら使ってね」と言って立ち上がると、
レオンもつられるように立ち上がって、
私をフワリと抱き締める。


「マーサ、ありがとう」


ほっそりしてると思ったけど、
思ったより胸板が厚くて、
男性的だと思ったら、
なんだか恥ずかしくなってしまって、
そっと押し返そうとしてみると、
レオンは逆に少し力を込めて抱き締める。


「マーサ、本当に、
一目惚れしたんだ。
信じてくれないかな?
なんか、ずっと前から知ってる感じがする」


見上げると、
本当に真剣な顔で私を見つめている。


綺麗な蒼い瞳を観ていると、
吸い込まれそうになってしまっていて、
気づいたら唇が重なり合っていた。


角度を変えながら何度も何度もキスをして、
少し開いた唇から舌先が躊躇うように絡まりあって、
夢中になっていた。


大きな手の平が背中や髪を撫でてくれるけど、
私は目眩がしそうになってしまって、
レオンにしがみついてしまっていた。


膝がガクガクしてしまって、
立っていられないほどだった。


レオンはスルリと私を抱き上げると、
そのまま寝室に連れて行って、
ベッドの上に横たえると、
上に重なるように、また、キスを落とした。



私は困惑しているのに、
レオンを止めることが出来なかった。
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