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全部、夏のせい
第17章 甘い一夜の夢
午前中は、慌ててアトリエを出ることになったから、
昨夜、脱いだ下着とTシャツが洗濯物の籠に入っていた。


バスタオルやバスローブなんかと一緒に洗濯機に入れて、
溜息をついた。

なんだか、やっぱり、
現実離れしているように思えてしまう。


いつものように、
軽く部屋を片付けて、紅茶を淹れてデスクに向かう。


レオンと会った日に貰ってきた革のカタログやサンプルを確認して、
発注する為の書類とロゴのデザインをまとめて、メールをすると、
少しだけ気持ちが落ち着いてきた。


四週間後に、パリでの打ち合わせと契約の仕事がある。

その前に、一度、スイスに立ち寄ろうと思っていて、
パリでの仕事の後は、
アラムの母国に行く予定だった。



合間に、エクスに行くべきなのかしら?

レオンの言葉は、
本気なのか、
出会って、盛り上がっただけの、
その場限りの甘い言葉だったのか?


混乱しながらも、
まずはパリでの契約のことに専念しなければと気持ちを引き締めることにした。
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