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全部、夏のせい
第4章 第二夫人?
目が覚める。
窓からの光が少し柔らかくなっていて、
時間が少し進んでいるのに気付く。


腕枕をしながらアラムは私を見つめて、
背中を撫でてくれていた。


「ありがとう、アラム。
痛いの、和らいだみたい」と言って、
頬にキスをすると、
アラムは優しい顔で微笑んだ。


「お腹、空いてきちゃった」と言うと、

「じゃあ、先に食事にしようか?
部屋で食べる?
ダイニングに行く?」と訊いてくれる。


ちょっと泣いちゃったから、
変な顔、してるような気がして、

「お部屋でも良い?」と言うと、

「判った」と言って、
手を伸ばしてナイトテーブルにある電話で内線してくれた。



レバーのパテや、ホウレンソウの料理が並べられるのを見て、
「鉄分」に気を配ってくれたのが判ったけど、
レバーやお肉の料理にアラムは手をつけることはなかった。


可愛くデコレーションされた小さいケーキも用意してくれて、
キャンドルを灯して、お願いをしてから吹き消した。


そして、
「誕生日プレゼント、渡しても良いかな?」と言われて、
アラムは箱から出したブレスレットを小さなドライバーみたいなものでつけてくれた。

私はそのドライバーをアラムの手に握らせて、
「これ、持っていてください。
お願い事が叶うまで、
ずっと外さないでおくから」と言った。


「願い事って?」

「内緒です。
言ってしまったら、叶わなくなっちゃいますから」と言うと、
アラムはそっと手を握った。


「明日の朝、
一緒に教会に行きたいな」と言われて、

「えっ?」と声を上げてしまった。


アラムはそっと立ち上がって、
「バスタブにお湯、張ってくるよ」と笑った。



ゆっくりお湯に浸かっていると、
お腹の痛みもすっかり和らいだ気がした。

お風呂から出て、
寮に帰ろうとしたら、

「ベッド、二つあるし、
ここに泊まって行って?
それで、明日の朝、教会に行こう」とアラムが言う。


私はそれも良いかなと思って、頷いた。


アラムも入浴をして、寝室に入って来たから、

「アラム、一緒に寝てくれる?」と言ってみた。



アラムは、そっと私のベッドに滑り込んで額にキスをすると、
「マーサ、おやすみ」と囁いた。


「アラム、ありがとう。
おやすみなさい」と言って、
アラムの心臓の音を聴きながら眠りについた。
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