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全部、夏のせい
第4章 第二夫人?
「平等っていうのは、
二人の妻が居たら、二人に対して同じことをするってこと。
最初の妻に家や車を買ってあげたら、
二人目の妻にも同じように買う。
些細なプレゼントもだよ?
どちらかと一緒に食事をしたら、
その翌日は、もう一人と食事をする。
第一夫人と、その…一緒に寝たら、
次の夜は、もう一人と寝る。
そういうことを求められるんだ」

「じゃあ、ずっと一緒に居てってお願いしても、
その分、一緒に居られないようになるのね?」と口にすると、
涙が出てしまう。


「さっき、買い物に行った時、
もっとあれこれ、買いたかったのは、
妻は本当に何でも欲しがる人だから、
マーサにも同じくらい、プレゼントしたかった。
でも、マーサはちっとも欲しがらない」と言って、
額にキスをする。


「私、あんな高価なもの、頂けないと思って…。
何かをお返ししないといけないのに、
何も出来ないって、思ってたの」

「一緒に居られるなら、
何も要らない。
マーサが笑顔を見せてくれるなら、
それで充分だと思うよ。
本当は、抱きたいよ?
子供も欲しいけど、
それは難しいんだよね?
僕が全部捨てたら良いのかな?
でも、何も持っていない僕は、
マーサを幸せにしてあげること、出来ないよね?」


「少し、考えさせてくれる?
それと…、少しだけ眠っても良い?
まだ、お腹と頭、痛くて…」と言うと、
起き上がって薬とお水を持って来てくれる。


それを飲んで、
アラムに包まれるように眠った。
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