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全部、夏のせい
第5章 ロザリーの結婚式
翌朝の早朝、二人で手を繋いで教会に向かう。

朝市で美しい百合の花を求めて、
祭壇の片隅に献花させていただき、
十字を切る私を、アラムは静かに見つめていた。


後ろの端に二人で腰を下ろして、
静かに礼拝が始まるのを待った。


礼拝の後、アラムが私に、
「少し、神父様とお話し、出来るのかな?」と言った。


懺悔という訳ではないので、
神父様の元に言って、
お話したいのですがと伝えると、
優しい顔で、
「勿論です」と言われた。


奥の小さくて質素な部屋に通されて、
椅子を勧められた。


すると、神父様は、
「お母様とお祖母様はお元気ですか?」と、
ゆっくりとした日本語で言うので、
びっくりしてしまって、思わずお顔を見つめてしまう。


よく見ると東洋的なお顔立ちで、
見覚えがあるように思えて、小首を傾げると、

「小さかったから覚えてないかな?」と笑った。


「なに?
なんて言ってるの?」と、アラムが小さい声で私に尋ねると、
神父様はフランス語で説明してくださった。


「私は日本人ですよ。
昔、若い頃に、彼女の家族が通っていた教会にいて、
洗礼式にも立ち会いました」と笑った。

「その後、私はヨーロッパに移ってしまいましたがね?」と言われたけど、
私は正直、あまり覚えてなくて、

「申し訳ありません」と俯いてしまった。


「それで、どうしましたか?」と、
私とアラムのことを見て、
優しく微笑んでくださる。


アラムは驚くようなことを口にした。
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