この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
全部、夏のせい
第5章 ロザリーの結婚式

翌日、日曜日の朝のミサの後、
神父様とお話をした。
アラムは、私への想いや気持ちは変わらなくて、
より強くなっていると言った。
そして、第一夫人については、
彼女の不貞行為の証拠もあって、
離婚の申し立てを国の裁判所に提出しているので、
受理されれば問題なく結婚出来るし、
カトリックに改宗しても構わないと重ねて言った。
そして、改宗となれば、
国を出ることになるだろうから、
仕事も含めて将来のことを考える必要はあるけど、
日本に行っても構わないと笑った。
私は母に電話でアラムのことを言ったら、
恐らく父は猛反対するだろうと言われたことと、
産まれてくる子供が日本では差別を受けることを心配していると言われたことを話した。
でも、私もアラムの優しさや、自分への深い愛情を感じて、
とても安心した気持ちになれるし、
一緒に居たいということを口にすると、
神父様は、
「それなら、真麻さんが日本に帰る前にここで結婚式を挙げれば良いし、
役所に結婚を届けて、マルセイユの領事館にも届ければ、
正式に結婚は出来ますよ?
21歳でしたよね?
なら、ご両親の許可も要らないし。
お母様やお祖母様に、こちらに来て頂いても良いかもしれませんね?」と、優しい顔で言った。
「アラムが国やご家族を捨ててでも…と言ってくれるなら、
私も同じように父が猛反対するなら、
勘当されても構いません。
アラムのお嫁さんになりたいです」と言うと、
アラムが私の手を握って涙ぐんだ。
「では、ここに滞在する最後の週の日曜日に、
この教会で結婚式をあげましょう」と神父様が言って、
私達は見つめ合って微笑んだ。
「じゃあ、指輪にはその日付を刻印して貰おうね?」とアラムが言って、
ある種、熱に浮かされるように、
私達は二人だけで、結婚することを決めてしまった。
神父様とお話をした。
アラムは、私への想いや気持ちは変わらなくて、
より強くなっていると言った。
そして、第一夫人については、
彼女の不貞行為の証拠もあって、
離婚の申し立てを国の裁判所に提出しているので、
受理されれば問題なく結婚出来るし、
カトリックに改宗しても構わないと重ねて言った。
そして、改宗となれば、
国を出ることになるだろうから、
仕事も含めて将来のことを考える必要はあるけど、
日本に行っても構わないと笑った。
私は母に電話でアラムのことを言ったら、
恐らく父は猛反対するだろうと言われたことと、
産まれてくる子供が日本では差別を受けることを心配していると言われたことを話した。
でも、私もアラムの優しさや、自分への深い愛情を感じて、
とても安心した気持ちになれるし、
一緒に居たいということを口にすると、
神父様は、
「それなら、真麻さんが日本に帰る前にここで結婚式を挙げれば良いし、
役所に結婚を届けて、マルセイユの領事館にも届ければ、
正式に結婚は出来ますよ?
21歳でしたよね?
なら、ご両親の許可も要らないし。
お母様やお祖母様に、こちらに来て頂いても良いかもしれませんね?」と、優しい顔で言った。
「アラムが国やご家族を捨ててでも…と言ってくれるなら、
私も同じように父が猛反対するなら、
勘当されても構いません。
アラムのお嫁さんになりたいです」と言うと、
アラムが私の手を握って涙ぐんだ。
「では、ここに滞在する最後の週の日曜日に、
この教会で結婚式をあげましょう」と神父様が言って、
私達は見つめ合って微笑んだ。
「じゃあ、指輪にはその日付を刻印して貰おうね?」とアラムが言って、
ある種、熱に浮かされるように、
私達は二人だけで、結婚することを決めてしまった。

