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全部、夏のせい
第6章 結婚
「先に入ってるよ。
嫌だったら、来なくて良いから」と言ってくれたので、
取り敢えず客室の方に移動して、
窓越しに暗い海を観ようと思ったけど、
ガラス越しに海は観えなくて、
私の姿が映っていた。


アラムに比べると遥かに小さい身長。
胸が大きいから太って見えるのがコンプレックスな体型。
肌の色はとても白くて、
髪や目の色が少し明るいのは、
祖父や母に似ているからだと思う。


アラムの元奥さんは、
私とは正反対のように観えた。

アラムはあの人と、
夫婦生活をしていたのよね?

そんなことを考えていると、
少しモヤモヤしてしまう。


それで、思い切ってバスルームに行ってみようと思った。



髪を軽く纏めてスティックで留める。

服と下着を脱いで、
軽く畳んで端にそっと置いてから、
タオルで前を隠しながらバスルームの扉を開けた。


シャンプーをしていたアラムは、

「えっ?」と言って、
慌ててシャンプーを洗い流しながら、

「来てくれると思わなかった」と言った。


引き締まった身体は、彫刻みたいだった。
股間はダラリとしていたけど、
思っていた以上に大きくて、動揺してしまいながら、

「はしたなかったですか?」と言うと、

「ううん。
嬉しいよ?
マーサ、洗ってあげる」と言われて、
あまりの恥ずかしさに首を横に振ると、

「なるべく観ないようにするから。
なんか、温かいシャワー、
久し振りだよね?」と笑って、
スポンジにボディソープを落として、
クシャクシャと泡立てて私の顔を観て笑った。
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