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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第18章 18
涼子の乳首は、熱い。

でもレンヤの口内は、もっと熱い。

レンヤは目下、大きく開いた唇を乳首の周囲に密着させて、その熱い口の中に涼子の乳首を閉じ込めている。

               ☆☆☆☆☆

閉じ込めて――口内よりもさらに熱い舌で、涼子の乳首をピチャピチャと弾き、ネリュネリュと、嬲(なぶ)っている。

ピチャピチャと弾かれれば――涼子はまるで乳首に――バシィィン、バシィィィン――と、鞭を振り下ろされているような、そんな錯覚に捉われる。

ネリュネリュと嬲られれば、その際には――乳首にトロトロと、蝋を垂らされているような錯覚だ。

涼子の錯覚はやがて、自分の破廉恥な乳首が『罰を与えられている』――そんな錯覚へと拡大された。

ビンビンに勃起させていることに対する、“罰”だ――“スケベ”という罪に対する“罰”だ。

でも涼子は、同情はしない――先程、愛撫を散々“焦らされた”時には自身の乳首に同情したが、ここではしない。

寧ろ涼子は、『罰を与える』側のレンヤに、“正義”を見出していた。

(レンヤ君、もっと“罰”を与えましょう……“涼子の”スケベな乳首に、もっと罰を与えましょうッ!)

涼子は心中で、“正義”の側に立つレンヤを鼓舞する――その時、涼子は自分の乳首を、あたかも“他人の所有物”のように捉えていた――その方が心境としては楽だった。

果たしてそんな涼子の鼓舞がレンヤに伝わったのか、レンヤがまた涼子の乳首に“鞭を振る”――彼の口内で、乳首を勢いよく、弾く。

――ピチャピチャピチャッ!!ピチャピチャピチャ……――

「んああッ――あッあッあッあんッ、あぁぁッあぁぁ、あぁ……あッあッ!」

尤も――自身の乳首を“他人の所有物”のように捉えていながらも、“罰”を与えられた挙げ句の快楽は、涼子が独占した――涼子はそんな自分を、卑怯者のように思った。
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