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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第21章 21
然る後にレンヤは――やはり肛門を優しく突きつつ――涼子に聞いた。

「涼子は自分の尻の穴を、見たことがある……??」

「いいえ、ないわ……」

涼子が首を振ってそう答えると、それからレンヤは、それを“優しく”突く指先は継続しつつ――その詳細な様子について、語り始めた。

涼子は――肛門に重ねられる衝撃に丁寧に反応しながら、耳を傾けた。

「涼子の尻の谷間深くはね、レモンみたいな形で、赤く染まってるんだ……」

「あぁぁん……――あんっ……――あぁん……――あぁぁ、ん……」

勿論のこと涼子にしてみれば、自身の肛門の詳細な様子を聞かされるのは相当に恥ずかしい。

「その赤いレモンの真ん中に、底が鋭く尖った窪みがあって――」

「あぁん……――あぁぁん……」

しかしながら、語るのはレンヤの声である――理性を一瞬にして痺れさせる、然る間に溶かしてしまうような、甘い声だ。

「そこに、沢山の皺が刻まれてる……」

「あぁん……――あぁぁん……」

だから涼子は聞き惚れた――レンヤの甘い声に載って漂ってくる、自分の肛門を詳らかにする言葉の数々に――相変わらず与えられる肛門への刺激とともに――聞き惚れた。

聞き惚れた挙げ句、涼子は自分の肛門を想像して、想像してようやく、

「やぁぁんっ――」

と、肛門を突かれて上げていた喜悦に満ちた声を、“若干の悲鳴”にした。

それから涼子はレンヤに(“今更ながら”だが)、訴えた。

「恥ずかしいから、もう聞きたくないわ……」

しかしその訴えも、レンヤからの次の一言で、取り下げてしまった。

「涼子の尻の穴、とっても綺麗だよ……」

そう囁いた後、レンヤは肛門を突く指を一旦止めて、涼子に言った。

「尻の穴を、膨らませて、みな……?」

「恥ずかしいわ……」

涼子はそう、羞恥を口にした――羞恥を口にしながら、肛門をプクッと膨らませた。

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