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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第22章 22
「あぁん、あん、あ――」

肛門に注入された快感は、ピリピリとする快感に包まれた身体の、その背筋を――まるで淡い恋心が胸を締め付ける時のように――キュンと走って、

「ぬふぁぁん!」

と、要するところそんな声を、涼子に上げさせた。

無論、涼子自身も生まれて初めて耳にする声で、これもまた無論――その際に堪能したのも生まれて初めての、快感だった。

               ☆☆☆☆☆

レンヤは、そんな涼子の上げた声を聞いて快活に笑いながらも、それを褒めた。

「可愛い声だよ……?」

果たしてその“可愛い”に、レンヤの皮肉がどれ位に交じっているのか、涼子には見当も付かない。

しかし何にせよレンヤは褒めた後、その“可愛い”声を、涼子に立て続けに上げさせた。

               ☆☆☆☆☆

ビュゥゥン、ビュゥゥン、ビュゥゥン――クリトリスをなおもゾロッ、ゾロッと転がしつつ、レンヤは涼子の肛門を中指でズゴン、ズゴンズゴン、と“突き捲(まく)る”。

レンヤが肛門を“突き捲る”から、涼子もまた、“悶え捲った”。

「ぬふぁぁぁんッ――あぁんっ、うふぅんっ、あん――ぬふぁぁ!ぬふぁぁ!――うぅんっ、うんッ、あんッ――ぬふぁぁぁぁ!」

               ☆☆☆☆☆

そんな具合でレンヤに肛門を突き捲られて、悶え捲っているうちに涼子は、やはり生まれて初めての経験に、遭遇した。

(ああっ――お尻が勝手に……勝手に動いちゃ――うッ!?)

まるで“快感”に自分の腰が、支配されているみたいだった。

キュンと快感が背筋を走ったその都度、涼子の尻は上下に、左右に、時として斜めの方向に――涼子の意思とは関係なく――“振られた。”

それを繰り返す挙げ句として、涼子の尻はクネクネと動いた。
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