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第22章 ２２

そのうちにレンヤが、涼子の肛門を突いている右手を止めて、その代わりとばかりに長くお座なりにしていた、涼子のクリトリスへの愛撫に改めて取り掛かった。

涼子のクリトリスは――肛門を突かれている間も弛まず――勃起を続けていた。

レンヤは添えている左手の中指の先を、涼子の固いクリトリスにしっかりと引っ掛けた。

その指先を、『おいでおいで』をするようにクイッ、クイッと動かして、クリトリスを――ゾリッ、ゾリッと転がす。

まるで雷雲の中を漂っていると思わしき、ピリピリとした快感が、涼子の全身の肌を愛撫する――ここで涼子は久しぶりに、“女らしく”悶えた。

「あぁッ、あんッ――ハァンっ、あぁんっ、あん！……あぁん、ハァン」

尤も、“女らしく”悶える時間がそれ程長くは続かないことを、レンヤが知らしめる。

　　　　　　　　　　　　　　　☆☆☆☆☆

レンヤが――クリトリスを、ゾリッ、ゾリッと転がしながら、涼子に聞いた。

「クリチ×ポを可愛がりながら、尻の穴を突いたら、涼子はどんな声で、鳴くの……？」

涼子は――ピリピリとした快感に悶えつつ――答えた。

「そ、そんなの――ハァンッ、あんッ……分からない――あぅん――わ……」

当然だ――されたことないのだから――レンヤが質問を重ねる。

「涼子は、知りたい……？」

知りたかった――その『鳴き声』はともかく、『クリチ×ポを転がされながら肛門を突かれる快感が如何ほどのものなのか』、涼子は知りたかった。

だから涼子は、こう答えた。

「知りたいわ……――うんっ、うぅんっ……」

続けて、レンヤに件の甘えた声で、嘆願した。

「レンヤ君、涼子に教えて……？――あぁん、うんっ、あんッ……」

するとレンヤは「いいよ、教えてあげる」と言ってから――なおもクリトリスへの愛撫を続けつつ――囁いた。

「クリチ×ポを可愛がりながら、尻の穴を突くと、涼子は……こんな声で鳴くんだッ！」

次の瞬間、甘い声で悶える涼子の肛門に向けて、レンヤの中指が――ビュゥゥンと風を切って飛んだ。