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第23章 ２３

涼子は――それがあたかもレンヤの“義務”であるかのように――少しばかり語気を強めて、言った。

「ねえ、レンヤ君……あなた、さっきこう言ったわよね？『涼子の“スケベ”マ×コを、オレのキスで、“ドスケベ”マ×コにしてあげる』って……？」

「うん、確かに、そう言ったよ……」

レンヤが、あっさりとそう認めた――それを踏まえて、涼子は――装っていた“冷静”を捨て――いよいよ語気を強めて、続けた。

「だったら、もっとキスしてッ！……マン汁がダラダラ流れる涼子のスケベマ×コを、レンヤ君のキスで、“ドスケベマ×コ”に、してッ！」

するとレンヤはここでもあっさりと「うん、いいよ」と言ったものの、その次にこう付け加えた。

「だけどこれからは、マン汁を出す時は、一言オレにそう言ってね……？」

「ええ、分かったわ……」

涼子はそう答えた――それを実行したらどんな“醜態”を晒すか分かっていながら、そう答えた。

　　　　　　　　　　　　　　　☆☆☆☆☆

然る後、レンヤが改めて舌先を“前端”に添えて、五度目に取り掛かった。

しかしレンヤの舌先はその“前端”に添えた時点で、もう小刻みに震えていて――ネチャネチャネチャ――と音を立てた。

涼子はそんな音と、レンヤの舌先の“新しい動き”に、カッと興奮した。

だから――震える舌先が“前端”にある段階で一度、こう言わなければならなかった。

「レンヤ君、出ちゃうわッ――マン汁が、で、出ちゃうッ！」

小さい声ながら、勢いよくそう叫んだ直後、涼子は“申告通り”、その秘裂に愛液をダラリと吐き出した。

その一方でレンヤは――たった今出したばかりの愛液には構うことなく――なおも震わせる舌先で、秘裂をじわじわと舐め上げる。

然る間に、その舌先が秘裂の中間辺りに差し掛かった時、涼子はまた、

「ま、また出るッまた出るッ――マン汁が、また出るぅぅぅ……」

と叫んで、合わせて大量の愛液を、ドロリドロリと溢れ返した。

　　　　　　　　　　　　　　　☆☆☆☆☆

結局、涼子は五回目が終わるまでに、実に三回も、愛液の吐出を宣言する羽目に至った。